看護・医療の専門学校スクールガイド
医薬品販売の新しい資格

医薬品販売の新しい資格

医薬品が販売できる新資格「登録販売者」

2009年度の改正薬事法の施行により新しくスタートする医薬品の販売制度では、薬局やドラッグストアなどで、従来は“薬剤師”にしか認められていなかった一般用医薬品(大衆薬)の販売の一部が、「登録販売者」にも認められることになります。

今回の改正法の大きな目的は、一般用医薬品の販売時における情報提供等が適切に行われることです。実際に医薬品を販売する営業時間中は、“薬剤師”か「登録販売者」が常駐して、購入者の相談に応じる義務があります。そのため、「登録販売者」には医薬品に関する幅広い知識が求められることになります。

●「登録販売者」とは?
医薬品販売の専門家
◆医薬品販売の専門家
2009年4月から薬局やドラッグストアにおいて、一部の一般用医薬品を販売する際の“必置資格”(法令により、特定の業務を行う事業者に設置が義務づけられている資格)です。
●「登録販売者」とは?
◆“一般用医薬品第二類・三類の販売”と“情報提供”
2009年4月から薬局やドラッグストアにおいて、一部の一般用医薬品を販売する際の“必置資格”(法令により、特定の業務を行う事業者に設置が義務づけられている資格)です。
販売が認められている一般医薬品の分類
第一類 第二類 第三類
定義 一般用医薬品としてリスクが特に高いと考えられる成分を含むもの。一般用医薬品としての安全性評価が確立していない成分を含むもの。 まれに日常生活に支障をきたすような健康被害が生じるおそれがある成分を含むもの。入院相当以上の健康被害が生じる可能性がある成分を含むもの。 日常生活に支障をきたす程度ではないが、身体の変調・不調が起こるおそれがある成分を含むもの。
主要成分 塩酸ラニチジン等の「制酸薬」、ミノキシジル等の「育毛剤」など アスピリン等の「総合感冒薬」、インドメタシン等の「外用消炎鎮痛剤」など メチル硫酸ネオスチグミンの「目薬」、ビタミン主薬製剤など
登録販売者 ×
薬剤師
●「登録販売者」とは?
◆「登録販売者試験」に合格する
大学の薬学部を卒業するか、薬局などで実務経験を積みながらスクールなどで「登録販売者試験」受験対策コースで勉強して、各都道府県で行われる「登録販売者試験」を受験します。合格後は従事する都道府県の知事に登録申請する必要があります。この試験は国家資格ではありませんが、国に代わって都道府県が実施する公的な必置資格です。

◆「登録販売者試験」の受験資格
受験に関する最新情報は、各都道府県の「登録販売者試験情報」に関するウェブサイトなどでご確認ください(資格条件は変更になる場合があります)。

受験資格
  • 1.高校卒業後、薬局・薬店などで薬剤師の管理の下、1年以上の実務に従事した人
  • 2.薬局・薬店などで薬剤師の管理の下、4年以上の実務に従事した人
  • 3.6年制大学薬学部を卒業、または2005年4月以前の旧4年制大学薬学部を卒業した人 など。
試験項目
  • 3.主な医薬品とその作用
  • 4.薬事関連法規・制度
  • 5.医薬品の適正使用・安全対策
●「登録販売者」の将来性は?!
1.薬店やドラッグストアの独立開業!
今までは薬剤師か薬種商にしか認められていなかった薬店やドラッグストアの開業が、「登録販売者」の資格を取得すれば可能になります。
2.“ダブルライセンス”でさらなる事業展開!
すでに医療や健康などに関する資格を持っている人でも、“薬”という健康に関する知識を増やすことで、さらなる事業展開がはかれます。
例えば…
鍼灸師・柔道整復師→「漢方薬局」を併設した針灸院・接骨院にする!
エステティシャン・美容師→アンチエイジングなど美容に必要なビタミン剤やサプリメントなどをアドバイスして販売する!
スポーツトレーナー・栄養士→健康的なダイエットや筋力トレーニングに必要なビタミン剤やサプリメントをアドバイスして販売する!
など…
このほかにもアイデア次第でさまざま事業展開が考えられます。「登録販売者」の資格を活かしていくのはあなた次第です!

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